学力の時代は終わり。これからの教育は【非認知能力】

子育て

前回の記事で、非認知能力について解説しました。

この記事は、主に非認知能力の概要と家庭で取り組むことをメインで書いたので、親向けの記事でした。

非認知能力は、家庭で親だけが意識して取り組めば身につくものではありません。

非認知能力を身につける当たって、大切な3つのポイントがあります。

  1. 親からの良質なアタッチメントへの反応
  2. 帰属・目的意識のある学校
  3. 意欲を掻き立ててくれる教師

親の努力だけでなく、学校やそこで働く教師の力も重要になってきます。

そこで、今回は教育現場で働く人たちへ向けて、非認知能力の解説をしていきたいと思います。

記事の内容
  1. これまでの教育と非認知能力
  2. マインドセット
  3. 意欲を掻き立てる
  4. 非認知能力と評価のジレンマ

これまでの教育と非認知能力

教師
教師

そんな能力本当に必要なのか?

もしかすると教育現場で働く人の中にはもしかするとこのような考えをもつ人もいるかもしれませんね。

確かにこれまでの世界は、産業革命から機械化が進み、事務的、機械的な仕事を素早くこなせる人材を育ててきました。

しかし、今の時代はそうはいきません。

これからはAI技術や様々なもののIT化が進んでいき、これまで必要とされてきた人材がこなしていた仕事を奪っていきます。

だからAIができないことができる人材が求められています。

以前の記事でご紹介していますので、詳しくはそちらをご覧ください。

また、これからの時代は絶えず変化を続けていく時代でもあります。

その変化に対応できる人材が求められます。

例えばこういった能力です。

  • チームで動ける
  • アイデアを提示できる
  • 効果的な文章や分析ができる
  • 既存の知識を使って課題を解決
  • 既存の知識を応用して使う

これらはどれも学力ではなく、非認知能力です!

これからの時代に必要なのはむしろ非認知能力だということが分かりますね。

では、その非認知能力を高めるために教育現場に何ができるのかを説明していきます!

マインドセット

教師は、子どもがあらゆる場面で全ての物事をやり抜く人間に変えることはできないかもしれません。

しかし、やり抜く人がするであろう行為をさせてあげることは可能です!

では、子どもに粘り強い行動をさせるにはどうしたらいいのか。

それには、学習へ向かうマインドセット(心のありよう)が重要になってきます。

どのような気持ちで学習するかが大切だということでですね。

その重要なマインドセットは全部で4つあります。

  1. 所属感(私はここにいていいんだ)
  2. 自己効力感(努力で私は伸びる)
  3. 自己信頼感(私は成功できる)
  4. この勉強には価値がある

①は、子どもたちがまず安心して学習に取り組める環境や人間関係が重要だということです。

教師や友達に必要とされている、存在を望んでくれていると感じて初めてやり抜くことができます。

②と③に関しては、以前の自己肯定感に関する記事の中でも出てきましたね!

自己肯定感の重要性についてはそちらで解説していますので、ご覧ください!

④は、この勉強に価値があると感じられるかどうかということです。

こちらを次に解説します。

意欲を掻き立てる

学ぶ意味を感じることができなければ、継続して取り組もうとは思えませんよね。

じゃあどうやって子どもたちに取り組ませればいいのか。

大きく2種類の方法があります。

それは、

  • 外発的動機付け
  • 内発的動機付け

です。

これも以前記事にしているので簡単に説明します。

外発的動機付けとは、誰かに命令されたからやる、ご褒美があるからやる、罰があるからやるといった自分以外の要因で行うことです。

こちらは、短絡的には成果がありますが、持続には限界があり長く続きません。

一方、内発的動機付けは楽しいからやる、興味があるからやるといった自分の思いで行うことです。

長く継続するのは、もちろん内発的動機付けだということは説明しなくても分かりますよね。

つまり、教師は子どもの意欲を保てるように支援していけばいいわけです!

そこで教師に意識してもらいたいことは3つあります。

  • 自律性・・・自分で選んで取り組んでいる実感をもたせる
  • 有能感・・・簡単ではないが、やり遂げられる課題
  • 関係性・・・自分の価値を認められ尊重されている

これらを教師が意識して子どもと接することで、非認知能力を高めさせてあげることができます。

教師は、子どもをサポートしながら思い切って物事をやらせていく経験を積ませます。

そして、その経験が多くなると自信へと変わっていきます。

非認知能力と評価のジレンマ

教師
教師

そうはいっても結局はテストの点数で私たちの評価が決まってしまうわ

そうなんです。テストの点数を上げた教員が良いとされる評価になっているのが今の現状です。

しかし、実際の研究ではGPA(通知表の平均)や出席日数、停学回数、留年の有無といった非認知能力が大学進学、収入、逮捕を予測するための正確な指数となっています。

そういった研究データも出ていますし、時代も変化してきています。

非認知能力が大事なんだという気持ちを忘れず教育していきましょう!

記事をまとめます。

まとめ
  • これからは非認知能力が必要な社会になる
  • マインドセット(心のありよう)が大事
  • 意欲を出させることが大事

未来を生きる子どもたちのためにもぜひ非認知能力を意識した教育を進めていきましょう!

ではまたっ!

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