
子どもに性の話をするのは少し恥ずかしいな

学校に任せておけばいいんだ
そんな風に思っている親必見です!
家庭で性について話すのはなんとなくタブーとされて育ってきませんでしたか?
実は私もそうでした!
しかし、今回ある本を読み、家庭での性教育の大切さやメリットを学ぶことができました。
それが、
お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
著 のじまなみ
という本です。
今回はこの本をもとに家庭で性教育をする3つのメリットとその方法について解説していきたいと思います!
この記事を書いている親育てはこんな人です。
- 現役教師+一児の親
- 教育カウンセリング講座20回以上受講
- 特別支援教育経験あり
- 教育・心理学関連の本を30冊以上読破

教師の私も大変勉強になりました!
家庭で性教育のメリット

さて、性教育を行うにあたって3つのメリットがあります。
1つずつ見ていきましょう!
①低年齢の妊娠・中絶の回避
正しい知識を手に入れることで、SEXの意味や大切さ、そして若くして妊娠してしまった時のデメリットや体へのリスクなどを理解することができます。
皆さんも思春期に性について興味をもちましたよね?
時には、周りの話を聞いて焦ったり経験した人がちょっとカッコよく見えたりしませんでしたか?
興味をもつことはいいことです!
しかし、周りに流されて、興味本位のSEXをしないようにするには、どうなるかを正しく知っておくことが重要です。
そして、そんな話を家庭でできたら素敵ですよね!
②性犯罪への防犯意識が高まる
近年、子どもに関する性犯罪が増えています。
13才未満の子どもに対する性犯罪の検挙数は毎年900件以上だそうです。
中高生はもちろんですが、小さい子を狙った犯罪もよくニュースで見るようになりました。
ですから、そういった性犯罪に関わる話も家庭でしておくことで、身を守ることや起こってしまったときにすぐに親に相談するなどできるようになります。
また、性教育で自分や相手にはプライベートな場所があることを知っていれば、加害者になることもありません。
相手の気持ちを考えれば、遊びのつもりでスカートをめくったりお股を蹴ったりすることはなくなります。
③自己肯定感が高まる
性教育の中でどうやって自分が生まれてのかを知ります。
たくさんの奇跡の中で生まれたことや両親に待ち望まれていたことなどを知ることで、自分を愛してくれる人がいることを実感します。
すると自分は一人じゃないと気付き、自信をもち、自己肯定感が高まります。
自己肯定感について詳しく知りたい方は、以前の記事を見てみてください!
性教育の方法

家庭での性教育のメリットについてお分かりいただけたでしょうか。
たくさんのメリットがありましたね!
では次は、家庭でどのように実際性教育をしていけばいいのか解決していきます!
始める年齢は3歳から
この年齢の子どもは「うんこ」や「ちんちん」などの言葉が大好きですよね!笑
ですのでそういった言葉に抵抗がありません。
むしろ興味が多いですよね!
逆に小学校高学年くらいになると下ネタの言葉を言わなくなったり、親と距離を取り始めたりしてなかなか性の話をするタイミングがなくなっていきます。
ですので、小さい時から「パンツに隠れているのは大切だからだよ」や「大事なところだから人前では出さずにトイレやお風呂だけで出そうね」など、折に触れてお話していきます。
かしこまって話す必要はありません。生活の中で大切さを話していきましょう!
水着ゾーンは大事なところ
人には見せたり触られたりしたらいけない場所があることをしっかり伝えましょう。
それが水着ゾーンです!
- 口
- 性器
- お尻
- 胸
これらの4つのことを水着ゾーンと言います。
水着ゾーンは自分にとって大切な場所であることを伝えておくことで、見ようとしたり触ろうとしたりする人は危険な人だということが分かります。
また、逆に見せようとしてきたり触ろうとしてきたりする人も危険です。
水着ゾーンを教えることで子どももはっきりと危険かどうかを認識することができます。
また、自分だけでなく相手にとっても大切な場所であることも伝えましょう。
そうすることで遊びなのか相手が嫌がる行為なのかを判断することができます。
そして、水着ゾーンの話をすると恥ずかしいと思ったり嫌な気持ちになったりする人がいることもしっかり伝え、人前や外で話さないように教えましょう。
最後に、水着ゾーンは家族であっても触らないようにしましょう。
家族ですら触らない大切な場所なんだとわかってもらえるはずです。
もし、触る場合には「少し触るね」と一言声をかけて触るようにしましょう。
赤ちゃんはどうやってできるのか

ねえお母さん、赤ちゃんってどうやったら生まれるの?
この質問を子供の頃にした人はいませんか?
もしくは自分のお子さんにされたお父さんお母さんやクラスの子どもにされた先生もいらっしゃるはずです。
子どもは、いろいろなことに興味をもちます。
赤ちゃんについても純粋に興味があるんです。
ですから、この質問をされた時には事実を伝えてあげましょう。
人類にとってそれはなくてはならないものです。
しっかり愛情をもって伝えましょう。
また、ここではぐらかすと聞いてはいけないことなんだと思い、インターネットで嘘や誤った情報を手に入れてしまう可能性もあります。
今は簡単に誰でもネットにアクセスできる時代です。
そうならないように自分たちで正しいことを伝えたいですよね。
著者ののじまなみさんが例を挙げています。
赤ちゃんはね、男の人のおちんちんが、女の人の膣に入ってできるんだよ。男の人のおちんちんにある精子と女の人の中になる卵子がくっついて、赤ちゃんになるんだよ。
引用 お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
精通や生理のことも話す
男であれば夢精かマスターベーションで精通します。
初めての場合は、きっと驚くはずです。
ですから精通が起きたら精液がでてくることや大人になった証拠であること、マスターベーションはおかしいことじゃないことを伝えてあげましょう。
そして、片付け方をしっかり教えてあげたり、ひとりになれる時間を作ってあげたりしてサポートしましょう。
生理についても同様です。
隠さず、「女の子はこうやって赤ちゃんの卵を体の外に出すんだよ」と、事実を教えてあげましょう。
女の子であれば、いつか迎える心の準備ができますし、男の子であれば、女の子を大切にしてあげられるはずです。
まとめ
- 家庭での性教育で防犯意識や自己肯定感、低年齢での妊娠を避けることができる
- 3歳から生活の節々で性教育をする
- 赤ちゃんがどうやってできるか、生理、精通などは正しく伝える
性については私自身親と話したことがありません。
しかし、性についての悩みは必ず訪れます。
そんなときに相談できる相手がいるというのは、とても心強いです。
私も子どもがいますので、自分も相手も大事にできる人になってもらいたいと思っています。
私も子どもに少しずつ性教育していきます!
みなさんの子育てにも役立ってくれたら嬉しいです!
気になった方は本も読んでみてください!
ではまたっ!
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